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【2026年9月権利確定】おすすめ株主優待12銘柄まとめ|権利付最終日は9月28日

【2026年9月権利確定】おすすめ株主優待12銘柄

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こんにちは、ニッパーです!

この記事では「9月に権利が確定する、おすすめの株主優待銘柄」をまとめて紹介していきます。

最終的な投資判断はご自身で行っていただく必要がありますが、皆さんの銘柄探しの参考になり、安心できる投資への一助となれば幸いです。

ニッパー

9月優待は3月に比べて数が少ないぶん、良い銘柄を見つけたときの嬉しさもひとしおです!

2026年9月の権利付最終日は9月28日(月)

この記事で紹介する12銘柄は、すべて私自身が実際に保有しているものです。ブログで1銘柄ずつ分析記事を書いてきた内容を、ここで横並びに比較できる形にまとめました。

この記事を読むと分かること
  • 2026年9月の権利付最終日と、優待が届く時期
  • 12銘柄の最低投資額・優待内容・継続保有条件の比較
  • 配当と優待を合わせた総合利回りが高い順のランキング
  • 優待狙いで買う前に押さえておきたい注意点

※本記事の株価・利回りは、2026年9月18日終値をもとに算出しています。

目次

2026年9月の権利付最終日は9月28日(月)

株主優待や配当を受け取るには、権利確定日(9月30日)の時点で株主名簿に載っている必要があります。そのためには、その2営業日前にあたる権利付最終日までに買い注文を成立させておくことが条件になります。

権利付き最終日権利落ち日権利確定日
2026年9月9/28(月)9/29(火)9/30(水)

9月28日の取引終了時点で保有していれば権利は確定するので、翌29日に売却しても優待と配当は受け取れます。ただし権利落ち日は株価が下がりやすいため、その点は後ほど注意点のところで触れます。

実際に取引される際は、証券会社の取引カレンダーで最新の権利付最終日をご確認ください。

優待が届くのはいつごろか

9月末を基準日とする優待は、12月上旬から中旬ごろに届くものがほとんどです。この記事で紹介する12銘柄も、多くが12月中に発送されます。都築電気やキューブシステムのようにカタログやギフトカードを送る会社の場合も、同じ時期が目安です。

年2回の優待がある銘柄(椿本興業・キムラユニティー・オーハシテクニカ・カナデン・田辺工業)は、3月末分が翌年6月ごろに届きます。

9月優待12銘柄 一覧表(総合利回りの高い順)

銘柄総合利回り最低投資額優待(年間)長期優遇
17241フタバ産業4.96%11.1万円QUOカード 1,000円
29368キムラユニティー4.88%19.2万円*おこめ券 1,760円
34997日本農薬4.74%11.7万円おこめ券 1,760円
48157都築電気4.66%42.9万円カタログ等 1,000円
53771システムリサーチ4.65%19.4万円QUOカード 1,000円
67628オーハシテクニカ4.63%11.6万円おこめ券 880円
72335キューブシステム4.62%22.1万円*JCBギフト 1,000円
88023DAIKO XTECH4.58%10.5万円QUOカード 1,000円
91828田辺工業4.50%24.5万円QUOカード 1,000円
108052椿本興業4.42%29.4万円QUOカード 4,000円
118081カナデン4.22%26.1万円QUOカード 1,000円
124958長谷川香料3.16%34.8万円QUOカード 1,000円

※株価は2026年9月18日終値。最低投資額の「*」は200株での金額です。
※長期優遇の「○」は、継続保有で優待が増える銘柄です。
※フタバ産業:2027年9月末から1年以上の保有が条件。
※銘柄名をタップすると個別の分析記事に移動します。

この12銘柄をどう選んだか

紹介する銘柄は、次の基準で絞っています。(一部例外もあり)

選定基準
  • 個別記事を書いた時点で、配当利回りが3%を超えていること
  • 原則として、年初来高値圏にないこと
  • 私自身が実際に保有していること

なお長谷川香料は、その後の株価上昇で9月18日終値では配当利回りが2.87%と3%を下回り、株価も年初来高値圏にあります。それでも財務の強さを評価して残していますが、この点は本文でも注意点として触れています。

クロス取引(優待のタダ取り)は扱っていません。私自身がやっていないこともありますが、この記事が長期保有を前提とした内容だからです。権利日だけ持って手放す前提なら、業績や配当方針を見る意味はほとんどなくなります。

利回りの計算基準について

12銘柄を横並びで比べるにあたり、計算の基準を次のようにそろえています。

優待がもらえる最低株数を基準にしています。 キムラユニティーとキューブシステムは優待に200株が必要なため、この2銘柄だけ200株ベースで計算しています。100株に統一すると、この2つの優待利回りがゼロになってしまうためです。最低投資額も同じ株数で計算しています。

継続保有で増える銘柄は、初年度の金額で計算しています。 都築電気やオーハシテクニカのように保有年数で優待が増える銘柄は、これから買う方の実感に合わせて1年目の金額を使いました。増額後の数字は、各銘柄の本文に書いています。

個別記事の利回りは、それぞれの執筆時点の株価で計算しているため、この記事の数字とは異なります。

なお、並び順は総合利回り順であって、おすすめ順ではありません。何を重視するかで選ぶ銘柄は変わるので、後半の「目的別の選び方」もあわせて見ていただければと思います。

総合利回りの高い順に12銘柄を紹介します

1位|フタバ産業(7241)総合利回り4.96%

■銘柄名:フタバ産業(7241)
■株価:1,108円(9月18日終値)
■最低投資金額:11万800円(100株)
■配当利回り:4.06%(会社予想45円)
■優待利回り:0.90%
■優待内容:QUOカード1,000円分/100株以上
■継続保有条件:今回はなし(2027年9月末から1年以上、3年以上で2,000円分に増額)

トヨタ系の自動車部品メーカー。12銘柄のなかで最も総合利回りが高く、最低投資額も約11万円と手が届きやすい組み合わせです。

2026年3月期は減収ながら営業利益が前期比23.3%増で過去最高益を更新し、自己資本比率も41.5%まで改善しました。DOE3.5%を下限とした累進配当を掲げており、減配しにくい設計になっている点も長く持つうえで心強いところです。

一方で、優待は今年の9月末だけは誰でも対象ですが、2027年9月末からは1年以上の継続保有が条件になります。今回だけ取って売る、という持ち方はできない銘柄です。今期が減益予想である点とあわせて、買う前に押さえておきたいところだと考えています。

2位|キムラユニティー(9368)総合利回り4.88%

■銘柄名:キムラユニティー(9368)
■株価:959円(9月18日終値)
■最低投資金額:19万1,800円(200株
■配当利回り:3.96%(会社予想38円)
■優待利回り:0.92%
■優待内容:全国共通おこめ券 年4枚(1,760円相当)/200株以上
■継続保有条件:なし(長期優遇は1,000株以上から)

トヨタ向けの物流加工を主力とする名古屋の総合物流企業。優待のおこめ券は年2回届きます。

配当性向40%という分かりやすい方針のもと、株式分割を考慮すれば9期連続の増配となる見込みです。自己資本比率62.1%・実質ネットキャッシュで、営業利益率も10年かけて3.6%から7.7%まで上がってきました。

トヨタグループへの依存度の高さは、安定の裏返しとして押さえておきたいところです。提出会社ベースでトヨタ自動車向けが売上の22.9%、グループ全体では41.3%を占めています。

3位|日本農薬(4997)総合利回り4.74%

■銘柄名:日本農薬(4997)
■株価:1,174円(9月18日終値)
■最低投資金額:11万7,400円(100株)
■配当利回り:3.24%(会社予想38円)
■優待利回り:1.50%
■優待内容:おこめ券4枚(1,760円相当)/100株以上
■継続保有条件:なし

日本初の農薬専業メーカー。2026年7月に株主優待を新設したばかりで、優待利回り1.50%は12銘柄で最も高い水準です。

2026年3月期は純利益が前期の約3.1倍となる過去最高益を更新し、累進配当・配当性向40%目安という方針のもとで4期連続の増配が続いています。11万円台で優待利回り1.5%という組み合わせは、9月優待では貴重です。

一方で、優待は新設されたばかりで継続性が読めません。売上の約7割を海外が占めるため為替の影響を受けやすく、ADEKAが約51%を持つ上場子会社である点も念頭に置いておきたいところです。

4位|都築電気(8157)総合利回り4.66%

■銘柄名:都築電気(8157)
■株価:4,290円(9月18日終値)
■最低投資金額:42万9,000円(100株)
■配当利回り:4.43%(会社予想190円)
■優待利回り:0.23%
■優待内容:自社カタログ・QUOカード・寄付から選択 1,000円相当/100株以上
■継続保有条件:3年以上で2,000円相当に増額

ICTソリューションと電子デバイスの二本柱を持つ企業。配当利回り4.43%は12銘柄で最も高く、優待より配当を主役に考える銘柄です。

2026年3月期は営業・経常利益が4期連続で過去最高を更新しました。今期は配当性向の目安を40%から60%へ引き上げ、配当は126円から190円へ大きく増えています。DOE3.5%を下限とする方針も置かれています。

ただし最低投資額が約42.9万円と12銘柄で最も重く、優待利回りは0.23%にとどまります。今期は第1四半期が人的投資の先行で営業赤字となり、通期の純利益も減益予想です。優待目当てではなく、配当を取りにいく銘柄だと考えています。

5位|システムリサーチ(3771)総合利回り4.65%

■銘柄名:システムリサーチ(3771)
■株価:1,935円(9月18日終値)
■最低投資金額:19万3,500円(100株)
■配当利回り:4.13%(会社予想80円)
■優待利回り:0.52%
■優待内容:QUOカード1,000円分/100株以上
■継続保有条件:なし

名古屋の独立系システム開発会社。2026年7月に目標配当性向を50%へ引き上げ、2029年3月期までの累進配当を導入しました。

売上高は10年で2.5倍、営業利益率も8%台から11.9%へ切り上がっています。自己資本比率69.1%の実質無借金で、会社予想を含めれば5期連続増配。予想PER10.9倍は、2桁成長を続けている会社としては低い部類です。

PBRが2倍を超えており、資産面での下値支えは期待しにくい点は押さえておきたいところです。業績の伸びが鈍ったときには、株価の調整幅も大きくなりやすいと考えています。

6位|オーハシテクニカ(7628)総合利回り4.63%

■銘柄名:オーハシテクニカ(7628)
■株価:1,163円(9月18日終値)
■最低投資金額:11万6,300円(100株)
■配当利回り:3.87%(会社予想45円)
■優待利回り:0.76%
■優待内容:全国共通おこめ券 年2枚(880円相当)/100株以上
■継続保有条件:3年以上で年4枚(1,760円相当)に増額

自動車部品を「作る」機能と「集めて供給する」機能を併せ持つサプライヤー。持ち続けるほど優待が増える設計で、長期保有と相性のいい銘柄です。

自己資本比率84.2%・実質ネットキャッシュという財務の厚みが特徴です。2025年11月に累進配当方針を公表し、DOE目標も2.8%以上へ引き上げました。3年以上保有すれば総合利回りは約5.38%まで上がります。

一方で、中国事業は縮小が続いており、2026年3月期は減損6.0億円を計上しました。営業利益率もかつての10%台には戻っていません。PBR0.72倍という評価は、そうした慎重な見方を織り込んだ水準です。

7位|キューブシステム(2335)総合利回り4.62%

■銘柄名:キューブシステム(2335)
■株価:1,105円(9月18日終値)
■最低投資金額:22万1,000円(200株
■配当利回り:4.16%(会社予想46円)
■優待利回り:0.45%
■優待内容:JCBギフトカード1,000円分/200株以上
■継続保有条件:なし

金融・通信インフラ系のシステム開発を手掛ける独立系企業。優待はJCBギフトカードで、使い道を選ばない点が使いやすいところです。

2026年3月期は純利益が前期比24.0%増と二桁成長で、今期も売上200億円(前期比8.1%増)を見込んでいます。配当性向50%を目安とする方針で、配当利回りは4%台に乗っています。

優待利回りは0.45%と控えめなので、優待より配当を軸に見る銘柄だと考えています。

8位|DAIKO XTECH(8023)総合利回り4.58%

■銘柄名:DAIKO XTECH(8023)
■株価:1,047円(9月18日終値)
■最低投資金額:10万4,700円(100株)
■配当利回り:3.63%(会社予想38円)
■優待利回り:0.96%
■優待内容:QUOカード1,000円分/100株以上
■継続保有条件:3年以上で2,000円分に増額

旧・大興電子通信。12銘柄で最も少ない約10.5万円から買える銘柄で、9月優待の入口として手が届きやすいところです。

DOE3%を目安とした配当方針のもと、今期は6期連続増配が見込まれています。自己資本比率は2017年3月期の17.0%から49.1%まで改善し、現預金が有利子負債を上回るネットキャッシュの状態です。**3年以上保有すれば総合利回りは約5.54%**になります。

ただし前期は減益で、今期の会社予想は36.6%の営業増益とハードルが高めです。時価総額150億円前後の中小型株で売買代金も大きくない点は、まとまった株数を動かすときに意識しておきたいところです。

9位|田辺工業(1828)総合利回り4.50%

■銘柄名:田辺工業(1828)
■株価:2,445円(9月18日終値)
■最低投資金額:24万4,500円(100株)
■配当利回り:4.09%(会社予想100円)
■優待利回り:0.41%
■優待内容:QUOカード 年2回各500円分(年間1,000円相当)/100株以上
■継続保有条件:なし

新潟・上越のプラントエンジニアリング企業。2026年3月期は純利益が前期比33.2%増と大きく伸び、配当も87円から100円へ増えました。

自己資本比率59.3%、配当性向30.4%と、財務にも配当にも余裕があります。今期の第1四半期は売上高が前年同期比10.0%増、営業利益が34.8%増、受注高も13.6%増と好調な立ち上がりでした。

通期予想は繰越受注残高の減少を理由に減収減益となっている点は、押さえておきたいところです。

10位|椿本興業(8052)総合利回り4.42%

■銘柄名:椿本興業(8052)
■株価:2,942円(9月18日終値)
■最低投資金額:29万4,200円(100株)
■配当利回り:3.06%(会社予想90円)
■優待利回り:1.36%
■優待内容:オリジナルQUOカード 年2回各2,000円分(年間4,000円相当)/100株以上
■継続保有条件:なし(長期優遇は300株以上から)

1916年創業のエンジニアリング商社。優待が年2回もらえるのがこの銘柄の特徴で、優待利回り1.36%は12銘柄で日本農薬に次ぐ水準です。

2026年5月の新中期経営計画『ATOM2028』で、配当方針を「配当性向35%またはDOE4%の高い方・累進配当」へ引き上げました。5期連続の増収増益で過去最高益を更新し、自己資本比率も49.9%まで積み上がっています。

注意点は、100株では何年持っても2,000円分のままだという点です。長期優遇は300株以上が対象なので、利回り効率だけを見れば100株が最も有利になります。今期は第1四半期が中国向け大口案件の反動で減収減益スタートとなりました。

11位|カナデン(8081)総合利回り4.22%

■銘柄名:カナデン(8081)
■株価:2,607円(9月18日終値)
■最低投資金額:26万700円(100株)
■配当利回り:3.84%(会社予想100円)
■優待利回り:0.38%
■優待内容:QUOカード 年2回各500円分(年間1,000円相当)/100株以上
■継続保有条件:1年以上で年2回各1,000円分(年間2,000円相当)に増額

三菱電機系のエレクトロニクス技術商社。2026年5月にDOE4.5%の採用を発表し、今期の配当は72円から100円へ28円の増配となりました。

DOE4.5%という水準は12銘柄のなかで最も高く、累進配当も継続する方針です。今期は売上1,500億円・営業利益59億円と増収増益を見込み、第1四半期の経常利益は前年同期比46%増と好調に立ち上がりました。

優待は1年以上の継続保有で金額が倍になります。今から買う場合は初年度が年間1,000円分、1年を超えると年間2,000円分となり、総合利回りは約4.60%まで上がる計算です。ビル設備事業が減収・損失拡大となっている点は、今後の四半期決算で見ておきたいところです。

12位|長谷川香料(4958)総合利回り3.16%

■銘柄名:長谷川香料(4958)
■株価:3,480円(9月18日終値)
■最低投資金額:34万8,000円(100株)
■配当利回り:2.87%(会社予想100円)
■優待利回り:0.29%
■優待内容:オリジナルQUOカード1,000円分/100株以上
■継続保有条件:なし

1903年創業の総合香料メーカー。総合利回りは12銘柄で最も低いものの、自己資本比率83.5%という財務の強さは随一です。

2025年11月にDOE3%以上を基準とする方針へ切り替え、今期の配当は74円から100円へ35%の大幅増配となりました。実質無借金で、営業CFは直近10年で一度もマイナスがありません。配当の原資という点で不安の少ない会社です。

一方で、株価は年初来高値圏にあり、配当方針の変更というプラス材料はすでに織り込まれています。過去10年の配当利回りは1.49%〜2.54%で推移してきた銘柄なので、2.87%でもまだ歴史的に高い水準です。今から入るなら権利落ち後の押し目を待つ選択肢も持っておきたい局面です。

目的別の選び方

総合利回りの順に並べてきましたが、順位がそのままおすすめ順というわけではありません。何を重視するかで、選ぶ銘柄は変わります。

🛡️ 財務の強さで選ぶなら

長く持つほど気になるのは、配当を払い続けられる会社かどうかです。12銘柄のなかで自己資本比率が60%を超えるのは次の5銘柄です。

銘柄自己資本比率総合利回り
オーハシテクニカ84.2%4.63%
長谷川香料83.5%3.16%
キューブシステム76.5%4.62%
システムリサーチ69.1%4.65%
キムラユニティー62.1%4.88%

なかでも長谷川香料は総合利回りこそ12位ですが、配当利回り2.87%はこの会社の過去10年のレンジを上回る水準です。利回りの数字ではなく、配当が途切れない確度で選ぶ銘柄だと考えています。

💰 12万円以下で始めたいなら

12銘柄のうち、12万円以下で優待の権利が取れるのは次の4銘柄です。

銘柄最低投資額総合利回り
DAIKO XTECH約10万4,700円4.58%
フタバ産業約11万800円4.96%
オーハシテクニカ約11万6,300円4.63%
日本農薬約11万7,400円4.74%

総合利回り1位のフタバ産業がこの価格帯に入っているのは、9月優待では条件のいい組み合わせだと考えています。

📈 減配しにくさで選ぶなら

累進配当(原則として減配せず、維持または増配する)を明示しているのは次の6銘柄です。

銘柄配当方針
カナデンDOE4.5%・累進配当
椿本興業配当性向35%またはDOE4%の高い方・累進配当
フタバ産業DOE3.5%を下限とした累進配当
オーハシテクニカ累進配当・DOE2.8%以上
システムリサーチ配当性向50%目標・2029年3月期までの累進配当
日本農薬累進配当・配当性向40%目安

なかでもカナデンのDOE4.5%は12銘柄で最も高い基準で、今期は72円から100円への大幅増配となりました。ただし累進配当は方針であって約束ではありません。システムリサーチのように適用期間が中期経営計画の3年間に限られるケースもあるため、期限の有無は個別記事で確認してみてください。

⏳ 持ち続けるほど得をする銘柄を選ぶなら

保有期間で優待が増える銘柄は次の5銘柄です。

銘柄条件増額後の優待増額後の総合利回り
フタバ産業3年以上1,000円 → 2,000円5.87%
DAIKO XTECH3年以上1,000円 → 2,000円5.54%
オーハシテクニカ3年以上年880円 → 年1,760円5.38%
都築電気3年以上1,000円 → 2,000円4.90%
カナデン1年以上年1,000円 → 年2,000円4.60%

増額後で見ると、フタバ産業は約5.87%とさらに差を広げます。DAIKO XTECHとオーハシテクニカも5%台に乗り、いま買って持ち続ける前提なら、この2銘柄は日本農薬やキムラユニティーを上回ることになります。

優待狙いで買う前に押さえておきたいこと

9月末が「優待だけ」の権利日になる銘柄があります

システムリサーチ(3771)田辺工業(1828)は、配当が期末(3月末)の年1回です。9月末に買っても受け取れるのは優待だけで、配当も取るには翌年3月末まで保有を続ける必要があります。この記事の総合利回りには3月末の配当を含めているので、9月末だけで得られるリターンとは違う点にご注意ください。

残る10銘柄は9月末が中間配当(長谷川香料は期末配当)の基準日も兼ねているため、優待と配当の両方の権利が取れます。

100株では優待がもらえない銘柄があります

キムラユニティー(9368)キューブシステム(2335)は、優待の対象が200株以上です。単元は100株なので、単元だけ買うと優待の対象外になります。この記事の最低投資額と利回りは、どちらも200株ベースで計算しています。

権利落ち日には株価が下がります

権利付最終日の翌日(9月29日)は権利落ち日で、配当や優待の権利がなくなるぶん株価が下がりやすくなります。おおむね配当額に近い水準の下げになることが多く、優待の金額分を株価の下落が上回ることも珍しくありません

優待を取ってすぐ売る前提だと、この下げで差し引きマイナスになる可能性があります。私自身は長く持つ前提で買っているので、権利落ちの上下はあまり気にしていません。

継続保有の数え方は会社ごとに違います

「3年以上」といっても、数え方は一律ではありません。DAIKO XTECHと椿本興業は「3月末と9月末の株主名簿に同一の株主番号で7回以上連続して記載」、都築電気は「四半期末ごとの株主名簿に連続して記載」が条件です。いずれも実質的には3年半ほど持ち続けて到達する計算になります。

途中で全株を売ると連続性が途切れます。証券会社を移管した場合も株主番号が変わることがあるため、長期優遇を狙うなら売買のタイミングには注意しておきたいところです。

優待は改悪・廃止されることがあります

株主優待は会社の任意の制度で、いつでも変更できます。特に個人株主数が急に増えた後は、継続保有条件の追加や廃止につながることがあるというのが私の見方です。ヒューリックやライオン、オリックスなど、実際にそうした経緯をたどった銘柄があります。

日本農薬とフタバ産業は2026年に優待を新設したばかりで、制度としての実績がまだありません。優待の金額だけを理由に買うのではなく、配当と業績で納得できるかどうかを先に確認しておくのが安全だと考えています。

NISA・貸株サービスの注意点

NISA口座で買った株でも、株主優待は問題なく受け取れます。ただし貸株サービスを使っていると株主名簿に載らず、優待も配当も受け取れません。証券会社によっては「優待自動取得」の設定で回避できますが、継続保有のカウントが途切れる場合があります。長期優遇を狙う銘柄では、貸株をオフにしておくのが確実です。

よくある質問

9月28日に買っても間に合いますか?

間に合います。権利付最終日である9月28日の取引時間内に買い注文が成立していれば、その日の株主として権利が確定します。前日までに買っておく必要はありません。
ただし成行注文でも約定しないケースはあります。DAIKO XTECHやキムラユニティーのように売買代金の小さい銘柄では、当日の朝に慌てて注文を出すより、数日の余裕を見ておくほうが確実だと考えています。

優待を受け取るのに手続きは必要ですか?

必要ありません。権利確定日に株主名簿へ載っていれば、後日、登録されている住所に自動で送られてきます。
注意したいのは住所の登録先です。優待品は証券会社に登録している住所に届きます。引っ越したのに証券口座の住所を変えていないと受け取れないので、そこだけは確認しておきたいところです。

株数を増やせば優待も増えますか?

増える銘柄はありますが、投資額に対する効率はほぼ確実に下がります
たとえばキューブシステムは200株で1,000円分、1,000株で3,000円分。株数は5倍なのに優待は3倍にしかならないので、優待利回りは0.45%から0.27%へ下がります。
この記事で紹介した銘柄も、優待だけを見れば最低株数で持つのが最も効率的なものがほとんどです。それ以上は配当を目的に増やす、という考え方になります。

複数の証券会社に分けて持っている場合はどうなりますか?

同じ名義であれば合算されて株主名簿に記載されるため、優待の判定にも合計の株数が使われます。A社で100株、B社で100株を持っていれば、200株の株主として扱われます。
キムラユニティーやキューブシステムのように200株が条件の銘柄でも、分けて持っていて問題ありません。ただし名義が違う(家族の口座など)場合は合算されないのでご注意ください。

買い増ししたら継続保有期間はリセットされますか?

一般的にはリセットされません。多くの会社は「基準となる株数以上を継続して保有していること」を条件にしているため、その株数を割り込まない限り、買い増しても継続保有のカウントは続きます。
逆に、一度でも全株を売却すると連続性は途切れます。数え方は会社ごとに違うので、長期優遇を狙う銘柄では各社の優待ページで条件を確認しておくのが確実です。

まとめ

2026年9月に権利が確定するおすすめの株主優待銘柄を、配当と優待を合わせた総合利回りの高い順に12銘柄紹介しました。権利付最終日は9月28日(月)です。

総合利回りで見れば、約11万円で5%近い総合利回りのフタバ産業が頭ひとつ抜けています。ただし数字だけで決めるのが正解とは限りません。都築電気のように配当利回りの高さで選ぶ銘柄、長谷川香料のように財務の強さで選ぶ銘柄、DAIKO XTECHやオーハシテクニカのように持ち続けることで利回りが上がっていく銘柄と、それぞれ性格が違います。9月優待は3月に比べて銘柄数が少ないぶん、こうした選択肢があること自体がありがたいところです。

一方で、優待は会社の任意の制度で、いつでも変更されうるものです。新設されたばかりで実績のない銘柄もありますし、今期が減益予想の会社もあります。優待の金額に目を奪われず、配当方針と業績で納得できるかを先に確かめておくのが、長く持つうえでは近道だと考えています。

この記事を参考にしつつ、最終的な判断はご自身の数字の確認をもとに行っていただければと思います。

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【2026年9月権利確定】おすすめ株主優待12銘柄

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