こんにちは、ニッパーです!
この記事では「株主優待の到着レポート」をお届けします。
実際に届いた優待品を紹介しながら、優待の条件や利回り、いつ買えば間に合うかまでまとめていきます。
ニッパー今年もニッケの優待が届きました! QUOカードは何度もらってもうれしいですね。
| 優待内容 | QUOカード1,000円分 +株主優待カタログ |
|---|---|
| 必要株数 | 100株以上 (1年以上の継続保有が条件) |
| 最低投資金額 | 19万8,300円 (9月18日終値1,983円×100株) |
| 利回り | 合計3.03% (配当2.52%+優待0.50%) |
| 権利確定日 | 5月末 (年1回) |
| 次の権利付最終日 | 2027年5月27日(木) |
| 優待品の到着 | 8月下旬ごろ |
はじめに
2026年8月24日(月)、日本毛織(ニッケ)から株主優待が届きました。
日本毛織は「ウールのニッケ」として知られる老舗の繊維メーカーで、千葉県市川市のショッピングセンター「ニッケコルトンプラザ」など商業施設の運営も手がけています。正式な社名は日本毛織ですが、普段は「ニッケ」の通称で呼ばれることが多い会社です。
私は2021年3月に100株を購入し、今も持ち続けています。長期投資にシフトしようと色々なブログを読んでいたころ、長い間減配していない銘柄だと知ったのがきっかけでした。当時は株の知識がほとんどありませんでしたが、早い時期にこの銘柄を買えてよかったと思っています。
ニッケの優待は「1年以上の継続保有」が条件になっているため、今から買う人は最初の優待まで少し時間がかかります。買ってから優待をもらえるまでの流れも、図で整理しています。
※株価・利回りは2026年9月18日の終値(1,983円)をもとに計算しています。
- 実際に届いた優待品の中身(写真つき)
- 何株持つのが一番おトクか
- 今から買うと、初回の優待はいつもらえるのか
- この優待が今後も続きそうかどうか
日本毛織の株主優待はいつ届く?2026年は8月24日に到着しました
届いたのは、QUOカード1,000円分と株主優待カタログの2点です。


今年のQUOカードは、創業130周年を記念したデザインでした。地球を抱えたひつじのキャラクターと「130th anniversary」の文字が描かれていて、ウールの会社らしいやわらかい雰囲気です。


カタログには、紳士・婦人用の秋冬ニットや寝具、食料品などが並んでいます。100株の株主はこのカタログの商品を「株主優待価格」で購入でき、1,000株以上になると、カタログの商品などに使える割引券も同封されます。
基準日は5月末で、会社の案内でも発送は「毎年8月下旬頃」とされています。今年も8月下旬の到着でした。
優待の内容と条件
もらえる優待と必要株数
保有株数ごとの優待内容は次のとおりです。
| 保有株式数 | 優待内容(1年以上の継続保有が条件) |
|---|---|
| 100株以上 | QUOカード1,000円分+カタログ特別価格販売 |
| 1,000株以上 | QUOカード1,000円分+カタログ特別価格販売+割引券3,000円分 |
| 3,000株以上 | QUOカード1,000円分+カタログ特別価格販売+割引券5,000円分 |
| 5,000株以上 | QUOカード1,000円分+カタログ特別価格販売+割引券7,000円分 |
| 10,000株以上 | QUOカード1,000円分+カタログ特別価格販売+割引券15,000円分 |
割引券は、株主優待カタログに載っている商品の購入や、カタログに掲載された施設・店舗で使えます。QUOカードのように幅広いお店で使えるものではないため、使い道が合うかどうかは人によって分かれるところだと考えています。
権利確定日と贈呈時期
優待の基準日は年1回、5月末日です。以前は11月末にも優待がありましたが、2021年の制度変更で5月末の年1回にまとめられました。
「1年以上の継続保有」は、5月末と11月末の株主名簿に、同じ株主番号で3回続けて載っていることが条件です。
優待品は毎年8月下旬ごろに届きます。なお配当は、5月末が中間配当、11月末が期末配当の基準日です。5月末の権利で、中間配当と優待の両方がもらえる形になっています。
何株持つのが一番おトクか
結論から言うと、優待利回りで見れば100株が一番おトクです。
100株の投資額は約19.8万円で、QUOカード1,000円分に対する優待利回りは0.50%です。1,000株にすると割引券3,000円分が加わりますが、投資額は約198万円と10倍になるのに対し、優待の合計額は4倍(4,000円分)にとどまるため、利回りは0.20%まで下がります。
3,000株以上は割引券がさらに増えますが、投資額に対する上がり方は緩やかで、利回りは0.1%前後になります。優待目当てで持つなら100株、ニッケの店舗や施設をよく使う人なら1,000株も選択肢に入る、というのが私の見立てです。


いつまでに買えばもらえる?
次の優待の権利付最終日は、2027年5月27日(木)です。すでに1年以上持っている人は、この日まで持ち続けていれば次の優待を受け取れます。
一方、ニッケの優待は「1年以上の継続保有」が条件なので、今から買った人が最初にもらえるのは2028年5月末の分からになります。2027年5月27日までに買えば、いつ買っても初回の時期は同じです。焦らずに、株価を見ながら買い場を探せばよいと考えています。
なお、途中で全株を売ってしまうと、保有期間は最初から数え直しになります。


優待品を使ってみました
QUOカードは、出社したときに会社のローソンで、マチカフェのアイスコーヒーを買うのに使っています。ちょっとした贅沢ですね。
株主優待カタログは、100株だと割引券がつかないため、正直なところあまり見ていません。カタログにはグルメのページもあり、1,000株になると3,000円分の割引券で、例えば3,000円の辛子明太子やお味噌汁のセットが実質無料で注文できます。いつかは1,000株に増やしてグルメを頼んでみたいのですが、今は株価が高値圏にあるので、気長に買い増しのタイミングを待とうと思っています。


優待利回りを計算してみる
配当利回り+優待利回り
配当利回り(予想)
2.52%
2026年9月18日時点
優待利回り(100株)
0.50%
QUOカード1,000円分
配当+優待合計
3.03%
2026年11月期の配当は、年間50円の会社予想です(前期は47円)。優待カタログに載っている社長メッセージでも、減配しない累進的な配当を基本方針とすることが示されています。9月18日の終値で割ると配当利回りは2.52%で、100株のQUOカード1,000円分を加えると、合計の利回りは約3.0%になります。
優待利回りは0.5%ほどと大きくはありませんが、配当と合わせて3%を超えるのは、長く持つ銘柄として十分に検討できる水準だと考えています。なお、カタログの特別価格販売はお得度を金額にしにくいため、ここでは計算に含めていません。
ちなみに私の取得単価は1,009円で、そこから計算すると配当利回りは4.96%、優待と合わせると5.95%になります。買った当時の株価が今より低かったことに加え、2021年11月期に年28円だった配当が、2026年11月期は50円の予想まで増えてきたことが効いています。優待銘柄を長く持つと、買った時点の株価に対する利回りは少しずつ育っていきます。今から買う人にとっても、これは数年後に起こりうることです。
この優待は続きそうか
私は、ニッケの優待は当面続く可能性が高いと考えています。理由は3つあります。
1つ目は、すでに長期保有向けの制度に見直し済みであることです。2021年8月の発表で、11月末の優待を廃止して「1年以上の継続保有」を条件に加える一方、QUOカードを500円分から1,000円分に増やしました。短期の優待取りを減らし、長く持つ株主に手厚くする形がすでにできあがっています。2024年5月以降の開示を確認した範囲では、優待の変更や廃止に関する発表はありません。
2つ目は、会社の負担が小さいことです。株主数は約2.6万人で、仮に全員がQUOカード1,000円分を受け取ったとしても2,600万円ほどです。2026年11月期の純利益の会社予想(95億円)と比べると0.3%にも満たない規模で、業績への負担は軽いと考えています。
3つ目は、個人株主数の増え方が穏やかなことです。直近5年の個人株主数は、2021年11月期の約2.2万人から2025年11月期には約2.5万人へと増えましたが、年に数百人から千人程度のペースです。株主数が短期間で急に増えると優待の見直しにつながることがありますが、今のところそうした動きは見られません。


まとめ
日本毛織(ニッケ)の株主優待は、100株以上を1年以上持つとQUOカード1,000円分と株主優待カタログがもらえる内容です。優待利回りは0.50%と控えめですが、年間50円の予想配当と合わせると約3.0%になり、100株で持つのが一番効率のよい形です。
一方で、継続保有の条件があるため、今から買うと初回の優待は2028年5月末の基準日になります。2027年5月27日の権利付最終日までに買えば初回の時期は変わらないので、焦らずに株価の水準を見ながら買い場を探せる銘柄だと考えています。
制度はすでに長期保有向けに整えられており、会社の負担も小さいことから、優待は当面続く可能性が高いと見ています。この記事を参考にしつつ、最新の情報を確認したうえで、最終的な判断はご自身でしていただければと思います。


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