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【実例公開】私が実際に保有する高配当・株主優待銘柄を紹介!選んだ理由と現在の評価

【実例公開】私が実際に保有する高配当・株主優待銘柄を紹介!選んだ理由と現在の評価(アイキャッチ修正版)
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はじめに:具体的な銘柄で「安心投資」をイメージしよう

こんにちは、ニッパーです!以前の記事では、私が「失敗から学んだ」高配当株・株主優待銘柄選びの「3つの基本原則」について解説しました。安定性、分散投資、そして優待はおまけ、という考え方をお伝えしましたが、「じゃあ、具体的にどんな銘柄があるの?」「ニッパーさんはどんな株を持っているの?」と、さらに疑問が湧いてきた方もいらっしゃるかもしれませんね。

理論だけではなかなかイメージしにくい投資も、具体的な銘柄を例にすることで、「こんな風に選ぶんだ」「これなら私にもできそう」とグッと身近に感じていただけるはずです。

そこで今回は、私が実際に保有している高配当かつ株主優待も魅力的な銘柄をご紹介したいと思います。私がなぜその銘柄を選んだのか、その背景にある考え方や現在の評価についても詳しく解説しますので、ぜひ皆さんの銘柄選びの参考にしてみてください。

私のポートフォリオの一部をご紹介

私のポートフォリオは、主に「ドキドキが少ない資産形成」を目指し、安定した配当金と生活を豊かにする株主優待を重視して構築しています。その中から、特に皆さんに知っていただきたい代表的な銘柄として、今回は理研ビタミン(4526)をご紹介します。

理研ビタミン (証券コード: 4526)

私がこの銘柄を保有しているのは、主に以下の理由からです。

  • 選んだ理由:
    • 安定した事業基盤と高い配当利回り: 理研ビタミンは、調味料や加工食品、化成品など、私たちの生活に密着した製品を幅広く手掛けており、景気変動に比較的左右されにくい安定した事業基盤を持っています。長年安定して配当を出し続けており、過去の減配履歴も少なく、配当性向も無理のない範囲であると判断しました。
    • 魅力的な株主優待(自社製品): 自社製品の詰め合わせがもらえる点が非常に魅力的でした。「ふえるわかめちゃん」や「ノンオイルドレッシング」など、日々の食卓で使える実用的な製品が届くため、食費の節約に直結すると考え、この優待に惹かれました。新製品が入っていることもあり、何が届くか半年毎に楽しみにできる点も、保有を決めた大きな理由です。
    • 財務の健全性: 自己資本比率が業界平均よりも高く、有利子負債も少ないため、企業としての安定性が高いと判断しました。
    • 増配傾向: 過去数年間、着実に増配を続けており、今後も配当増加が期待できるため、長期保有に適していると考えました。
  • 現在の評価と状況:
    • 配当金: 現在(執筆時2025年7月15日時点)、4%程度の配当利回りで推移しており、安定した配当収入(インカムゲイン)を得られています。
    • 株主優待: 定期的に自社製品の詰め合わせが届き、大変重宝しています。特に「ふえるわかめちゃん」や「ノンオイルドレッシング」は、日々の料理に欠かせないものとなっており、優待が届くたびに家計が助かっていることを実感できます。新製品が入っていることもあり、何が届くか半年毎に楽しみにしています。
    • 株価の推移: 購入時と比較して、株価は1,200円程度上昇していますが、配当収入と優待を考慮すると、総合的なリターンはとても満足いくものです。株価は順調に上昇していて、安心して保有できています。
    • 今後の見通し: 食品・化成品分野での安定した需要と、健康志向の高まりからくる機能性食品への期待もあり、長期保有銘柄として引き続き安定したリターンを期待しています。今後も少子高齢化、人手不足対策として食品メーカーのM&Aによる業界再編が進むと予想しています。その中で、理研ビタミンは特定の分野に強みを持っているため、今後も安定的な成長と株主還元を継続してくれると期待しています。
用語説明
  • M&Aとは:
    Mergers(合併)and Acquisitions(買収)の略で、企業の合併と買収の総称です。
    簡単に言うと、会社が他の会社と一緒になったり(合併)、他の会社の株式などを買って自分の会社の一部にしたりすること(買収)を指します。
株主優待(4526-理研ビタミン-2025)
株主優待:理研ビタミン(4526)の自社製品詰め合わせ(2025)

私が銘柄を選ぶ際に「特に意識していること」

今回ご紹介した理研ビタミンも、前回の記事で解説した「3つの基本原則」に基づいて選定しています。特に以下の点を意識しています。

  • 業績の安定性と透明性: 四半期ごとの決算発表やIR情報を定期的に確認し、売上や利益が安定しているか、無理な成長戦略をとっていないかなどをチェックします。
  • 株主還元の積極性: 配当性向(利益に対する配当金の割合)が高すぎず、かつ安定的に配当を出す、または増配する姿勢がある企業を評価します。
  • 優待の「実用性」: 自社製品の場合、ご自身の食生活やライフスタイルに合うか、実際に消費できるものかという点も重視します。
  • 分散投資の徹底: 今回は理研ビタミンに絞ってご紹介しましたが、実際には様々な業種や特徴を持つ銘柄に分散投資することで、リスクを管理しています。
用語説明
  • IRとは:
    Investor Relations(インベスター・リレーションズ)の略で、企業が投資家や株主に対して、経営状況や財務状況、事業戦略などの企業情報を継続的に、かつ公平に提供する活動のことです。

まとめ:自分に合った「安心銘柄」を見つけよう

今回は、私の具体的な保有銘柄の中から、理研ビタミンをご紹介しながら、その銘柄を選んだ理由と現在の評価について解説しました。

重要なのは、私と同じ銘柄を買うことではなく、私がどのような視点で銘柄を選んでいるのか、その考え方を理解し、ご自身の投資方針やライフスタイルに合った「安心できる銘柄」を見つけることです。

このブログでは、これからも私の保有銘柄の最新情報や、新たに検討している銘柄の分析なども定期的に発信していきます。皆さんの「ドキドキが少ない資産形成」の一助となれば幸いです。

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